全国各地で頑張っているおやじの会が一同に集まる「全国おやじサミット」が北九州で開催された。「進化するおやじの会」と銘打った分科会では、学校や地域の行事支援はもちろん、少子化対策、過疎化問題、まちづくりまで活動を広げようと目論んでいるおやじたちが議論を重ねた。
おやじの想いは千差万別。活動方法も十人十色。共通しているのは、子どもの未来を考え、そのために自分の汗を流し、そして美味い酒を飲むということだけだ。そんなおやじたちが日本のあちこちでネットワークを広げているのだから、確かにおやじたちは進化を続けている。
「親路(おやじ)ランナーズ倶楽部」という集団に出会った。各地に散らばるメンバーが日時を決めて一緒に走ったり、大会に出場するランナーを応援したりと、これまでのおやじの会の動きとは少し違う。元々の想いが同じであれば、更に別の楽しみを共有することで繋がりはもっと広がるという進化の法則らしい。
そんな面白い話にはすぐに便乗したい。しかし一抹の不安も感じる。試しに、朝早く誰にも見られないように走ってみた。予想どおり10mも走らないうちに呼吸困難が、右足の甲が、左足のふくらはぎが・・・見事に退化していたのである。
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