育児を楽しみ、育児を積極的に行う男性のことを「イクメン」と呼び、孫の育児を手伝う男性を「イクジィ」と呼ぶそうである。ちなみに美男子のことを「イケメン」と言う。おやじの会は、イケメンはおいといて、地域で子育てを楽しむイクメン、イクジィの集団である。
先日、松崎幼稚園おやじの会さんや鳥取短期大学附属幼稚園おやじの会さんの活動を勉強した。スライドに映る子どもたちの笑顔はもちろんすばらしいが、一緒に遊ぶ若いお父さんたちの姿の方が輝いていた。
子どもをぎゅっとやさしく包み込むのが「母性愛」だとすると、大空へ放りあげてしっかりと受け止めるのが「父性愛」だと聞いたことがある。お母さんは母性愛で、お父さんが父性愛というのではなく、どちらも両方の愛を持っていて、子どもたちは幼い時から家庭や地域からたくさんの愛をもらわなければならないとのこと。
仕事が忙しいなどといい訳をしながら、我が家は子育てを祖父、祖母に頼り切っていた。今となればもう少し遊んでやればよかったなどと反省しきりである。イクメンもイケメンも逃し、そろそろ「爺」の域に入ってきた私としては、せめてイクジイだけは押さえておきたいと密かに狙っている。
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